【 家族写真の幸せ 】
*今年のお盆の撮影から
「今年、久しぶりに家族が集まるので、集合写真を自宅で撮って欲しい」
というご依頼がありました。
コロナが明けて、遠方にいる家族との再会が出来る喜びの場面にご一緒出来、
私たちまで幸せをお裾分けしていただいたような気がしました。
私的な話になりますが、私たちの年代になると、両親の還暦、古希、喜寿、傘寿等、親孝行をしたい機会が順に巡ってきます。
遠方に済んでいれば尚更、皆で集まれたらと思うものの、両親の元に兄弟が揃う段取りがなかなかの難関です。その上、我が子が成長し、巣立ってしまえば、それは一層難しくなります。
集まる事自体が難しくなればなるほど、それが叶うということは、貴重で重要な意味を持つのではないでしょうか。
写真はその時間を止めて形として残します。
時間が流れれば、その写真は過去になります。
写真を見ればその時を思い出し、またみんなで集まりたいと思い出話に花が咲くのだろうと。
その時を想って、大事にしっかりと撮影させていただいています。
*お正月には是非
今年に入り、コロナの対応が変わってきたこともあってか、家族写真のご希望が増えて来たように思います。
コロナで世の中が大きく変わったとき、家族の大切さや、会いたい時にいつでも会えることが当たり前ではないことを感じた方が多いのではないでしょうか。
次の機会は年末年始になると思います。
既に、お盆にご依頼いただいたお客様のお写真をご覧いただいた方から、
「お正月には我が家へ来て欲しい」とご依頼いただいております。
ご家族が集まったタイミングが家族写真の撮り時です。
ご都合の良い場所へ伺いますので、是非お声がけください。
*撮る方も幸せなんです!
主人の実家の和室には、義母が沢山の写真を飾っています。
結婚披露宴の時のものや、子どもたちの七五三、夏休みに全員集合した時のものまで。
集合写真の子どもたちはまだ小さくて、大人もみんな若い(笑)
中には遠方で仕事をしている家族は帰って来られず、不在のものもあります。
ここ数年は集まる事が難しく、写真も増えていません。
「みんな元気かな?」
「今年はまた集まれたらいいね」
と写真を見ながら話す家族の時間が温かくて、私は好きです。
「子どもの成長は年をとってから見返すときも幸せだ」
と義父は隣で話してくれます。そして
「写真はちゃんと撮っているか?撮ってないとこんな時間を持つことはできない」
と言います。そんな経験も、私たちがご家族写真をおすすめする理由です。
撮影していると、同じ気持ちになることが想像出来て、幸せな気持ちになるのです。