ギャラリー

月刊 Curious 4月号②

親子の特別な時間

卒業式シーズンということもあり、2月後半から4月上旬は、袴での撮影が増える。小学生、中学生、高校生はもちろん、大学生の方も後撮りという形でご依頼いただく。
この場合、お母様は見るだけ、付き添うだけ、ということがほとんど。
でも撮影当日の受付で「お母さんも一緒に撮りませんか」と伺ってみる。

先日も「卒業式に着物で出席するのは、目立つからやめて欲しいと子どもに言われた」という話を伺った。
着物で出席するとなると、お母さん側にもクリアしないといけない条件が色々あって、実は結構大変。朝早い時間のお支度が必要になるし、子どもたちの準備はいつも通り必要だし。総じて、卒業式は洋服にしようという結論になる。

でも、写真は残るので。
撮影の時にはお母様もお着物で参加しませんかとお声がけをする。
その話を聞いたお嬢様はニコニコ笑顔ですぐに「一緒に着よ~!!」と賛成してくれた。
過去にも「お母さんが一緒に着物を着てくれたことが嬉しかった」と話すお子様は多い。
親としては七五三にしても、卒業にしても、
主役は子ども本人だと考える。自分は見るだけで良い。
でもお子様は意外と一緒に並んでくれることが喜びになっている。
直接お母さんに伝えられないのであれば、その気持ちをつなぐ役目になれればと思う。

進学して、就職して、結婚して、
理由はそれぞれだけど、親元を離れて生活をする年齢になると、母親と一緒に出かける機会というものが一気に無くなる。
お互いそれぞれの生活があって、あえて時間を割くことは難しいものだ。
「母との写真が欲しいんです」と予約をされる方もいらっしゃるし、
高齢の方になると「遺影を考えています」など、理由はそれぞれ。
しかし終わってみると久々の親子デートが楽しかったいうご家族がほとんど。
大人になった子ども(娘)からお母さんへのプレゼントにも重宝されそう。

親孝行計画 母の日に *

5月の第2日曜日は母の日。
今年は5月14日です。
毎年、プレゼントに悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今年はお母様と一緒に町歩きデートも良いかも!
お母様にはサプライズでという場合は、お手伝いいたします。是非ご相談ください。

何歳でもラブラブ

大洲の町並みで撮影をしていると、デート中のカップルを見かける。着物デートも楽しいよ~とつい叫ぶ。( 心の中で)

カップルと一括りにしてしまうけれど、年代は色々。
過去、お撮りしたカップルの方は若さ溢れる初々しい方から、婚約中で挙式目前の方まで。

婚約中の記念写真は「エンゲージメントフォト」といって、婚礼写真とは別モノ。婚約が決まった段階で撮影するもので、1つのイベントとして大切にされているよう。家族になる前の貴重な時間なので、特別感は大きいと思う。

夫婦の周年記念としてご利用の方もいらっしゃるが、明日で1年という方から還暦を兼ねた記念にという方も。面倒くさそうにしているご主人様が意外と一番張り切って和服を楽しんでいるということも少なくない。

結婚して、子どもが生まれると「撮影」と言えば「子ども」
成長記録としての部分が大半を占める為、家族写真は撮っても夫婦の写真は撮らない。ほとんどの方が婚礼写真以来撮っていないと話す。
私自身も夫婦の写真をきちんと撮ったのが婚礼写真依頼無いことに気付いて必死に探したことがあった。見つかったのは当時小学1年生だった息子がシャッターを切ってくれた1枚のみ。しかも息子の指が写り込んでいるというミラクルな写真。その息子も今年成人式を迎えたので、もうずっと昔のこと。以来、時々撮るようにしている。思いついたその時の私が一番若いはずなので(笑)

結婚記念日はご家族の誕生日。新しい家庭を築いた最初の日です。
大切にお祝いすべき記念日なので、ご両親へのプレゼントとしてもオススメ。

【町並みきもの】楽しみポイント大公開!

着物を選んで着る。
素敵な背景で撮る。
撮影が終わったら観光も出来る。
町並みきものの内容をざっくりお伝えするとこの3つ。しかし楽しみ所は満載。

まず、着物を選ぶのがどれだけ楽しいことなのか伝えておきたい。
着物は紬と小紋の中から選べる。普段、洋服では選ばない色を選んだり、自分に似合う色を知っている方は顔に映える色選びをしたり、皆さん楽しそうな様子。着物が決まったら今度は帯。選んだ着物に何色の帯をあわせるかで、イメージは全く別モノになる。悩みながら、「こっちにする!」と決めたお客様はすでに満足そう。

お支度が出来たら町並みに向かう。企画タイトルに「町並み」と付いているので、撮影は町並みに限定している。もし、他の場所での撮影が希望であればこのプランは適用できないが、通常プランであれば対応可能。予約の時に伝えておくと安心。

お一人での参加も小京都大洲を満喫できるが、お友達と一緒、仲間と一緒だとスマホで撮り合ったり、お喋りが弾んだり。友達と遊びに行くだけでもテンションは上がるが、着物を着ていることが更に満足度を高めている。

町並みきものはweb展示会を目的としている為、掲載許可は絶対条件になる。撮影場所の限定もあるが、プロの撮影を体験してみたいという点では、お手軽な方法。

2023年5月30日まで、先着100名様限定なので、土日など日程調整が必要な方は早めに予約しておくことをオススメする。

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