ギャラリー

月刊 Curious 4月号①

【着物ウォーカー大洲をめぐる写真旅】

*非日常を気軽に体験*

アナグラムが毎年この時期に開催している企画「町並みきもの」
着物、着付け、写真がセットになっているというもの。
web展示会を目的としているので、参加条件がいくつかあるけれど、クリア出来れば、通常価格よりもずっと安く写真が撮れるのでオススメ。
わざわざ衣裳店や美容室を手配する手間もないし、気軽に申し込みやすい。
時期的にも卒業記念写真や、春のお出かけプランとして、利用されている。

大洲の観光地でもある町並みは、ここ数年でかたちを変えてきた。
老朽化した建物が生まれ変わり、通りが賑わう。飲食が出来るお店が増え、ゆっくりと町を散策できる条件が揃い始めた。
コロナの影響で、旅行が思うように出来ない時期は、市内や県内の方から「近くにいながら旅気分を味わえた」という声を耳にした。「この前来た時と全然違う」「来る度に楽しい」「こんな近くにこんなところがあるなんて知らなかった」と話す方も多い。

この企画を立ち上げた時、
色んな方に利用してもらえたらいいなぁと思っていた。
例えば、着物を着たいけれど、思い切って飛び込む勇気が無いという方へ、着物の知識が無くても、特別何かを用意しなくても、着物を知る入口になったら良いなぁとか。

家族の特別な日に記念写真を送るとして、撮影の時間も楽しんでもらえる方法があれば良いなぁとか。
きっと町を歩きながら近況報告をしたり、あの時はあぁだったと思い出話をしたり、家族の笑い声が絶えない時間になるような気がした。
その日がまるごとプレゼントになるならこんな幸せな時間はない。

仕事が写真ということで、身近な人と話をする時、遺影の話題もあがる。
祖父母を亡くしたときに困った実体験から、用意しておくことも1つの方法だと伝えてはいるが、家族写真のついでなら自然に「その準備」が出来るかもしれない。

最近は、仕事に使うプロフィール写真に力を入れられる方も多い。
和服限定にはなるが、衣裳も含めたプランがあっても良いのではないか。
などなど・・・。

多種多様に、色んな目線で楽しんでもらえたらという想いで始めたこの「町並みきもの」も、今年4回目を迎える。
昨年に引き続き、色んな目的でご予約をいただいているが、町が変化してきたこともあり、大洲を楽しむ観光&アクテビティの1つに提案したい。

関連記事

PAGE TOP