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月刊 Curious 創刊 3月号④

【2024年成人式準備】

成人式が終わったばかりだけど

春はすぐそこ。日に日に温かくなって来たとは言え、この前2023年の成人式が終わったばかり。なのにもう来年の成人式の準備しなきゃいけないの?
来年成人式のお嬢様がいらっしゃる親御さんは不安も多いはず。
いや、分からないことが分からない。(って、この前ご案内したお客様が言ってました)
そう。実は強ち冗談でもナイ。
自分の時は、親が準備してくれて、言われるままに式典当日の朝、早起きして美容室に行き、(当時は式典が午前中だったからめちゃめちゃ早かった記憶はある)時間に間に合うように式典会場に送ってもらった
気がする。
そう・・・。文字通り
「気がする」・・・。
なぜなら自分で準備していないので、全く覚えてない。
お母さんて、すごいね。(と、ここで母の凄さに感動、感謝)
私たち世代は、親に任せきりの人が多くて、この話はあるある話によく上がる(笑)
で、今度は自分の娘の時にどうしたらいいか分かんない、とお困りのお母さん!
大丈夫。何でも相談にのります。
とりあえず、ご自宅で出来るのは、娘さんとお母さんのご希望をまとめておくこと。
「娘のしたいようにさせたい」
「こんな感じの振袖が着たいもしくは着せたい」
「写真はGWに帰って来たときに撮っておきたい」
「年内は帰って来られそうにないから後撮りって出来るかな?」など。
時間的な問題は早めに決めていることに越したことはない
・・・というか結構重要ポイント。

*春休みのうちにプロに聞く*

大学生で、春休みに一度実家に戻ってくる
という方は、この春休みの間にだいたいの流れを作っておくと安心。
お仕事をされている方は、お休みの状況などもふまえながら少しずつ準備。
衣裳展示会に行ってみるのも良い。その道のプロがいるのでとにかく聞いてみる。流行を聞くも良し。自分の好きな色を着せてもらうも良し。
美容師さんは衣装屋さんをよく知ってるので、案内してもらえるかも。
ヘアメイクに関しては何でも相談にのってくれるから、インスタなどのスクショを見せてみるもの分かりやすくて早い手段。忘れがちなところで言うと、髪飾りとかも教えてくれます!
もちろん、前撮りに関してであれば、写真のプロとして、アナグラムも伺います!と言いつつ、衣装屋さんも美容師さんもご紹介出来ます。

*どこから手をつける?*

大まかな流れとして
振袖を決める⇒当日や前撮りでお支度してくれる美容室を予約する⇒前撮りの段取りを決める⇒式典当日を迎える
ざっくりまとめると難しそうではないんだけど。
1つ崩れると総崩れになる傾向大だから、 計画的な準備が必要 。
過去、桜での撮影が希望だったのに、色々あって帰省のタイミングが合わず、衣裳を間に合わせられなくて断念ということがあった。桜は咲くのを待ってくれないので仕方ない。でも一生に一度と思うと、やっぱり悔やまれる。
進学や就職で地元を離れてしまうと、難しい場面が多々出てくる。
それを知っているから、「早めに」と繰り返してしまう。

最近よく聞くセミオーダーレンタル衣裳。
レンタルでありながら、最初に袖を通すのは自分というお得で特別なレンタル方法。予約をしてから振袖を作り始めるので、前撮り時期に間に合うように衣裳を決めておくか、衣裳が出来上がってから前撮りの時期を決めるか。これも計画的に動かないといけない案件の1つ。

お客様から話を伺うと、2年前から衣裳を決めていました。とか、
式典当日の美容室はもう決めてあるので大丈夫です。とか、
情報をしっかり集められている方も、いらっしゃる。
私、仕事でやってなかったら、娘の時に確実に困る派なので、尊敬します!
まだ、何にも手を付けてないと焦っているお母様!!
安心してください。お力になれると思いますので、いつでも声かけてください。

*そもそもなぜ前撮りなのか*

記念撮影って、当日では無理なのか。
答えは決して無理ではないし、その選択もあり。
確かに朝早いけど、式典に出るまでに済ませておけば(ちょっとバタバタするけど)不可能ではない。
式典が終わってからでも、写真館に向かえばスタンバイしてくれている。
若干、着崩れが気にはなるが、友達との時間をちょっと削れば、朝早起きしなくても出来ないことはない。
じゃあなんで前撮りをするのか。
これは時間的な問題解決という面もあるけど、実はもっと大切な理由がいくつかある。

まず一つ目。
前撮りの場合、時間的余裕が出来ることで、屋外で撮る「ロケーション撮影」という選択肢が増える。屋外ということでリラックス効果があり、自然な表情を残すことができる。

二つ目。
何より大事にしていただきたいのが、家族との時間。
私は非常に言い辛いが、式典が終わった後、家族に見せることもなく、振袖を脱ぎ散らかしてそのまま同窓会に向かった。やっぱり友達の時間を優先してしまう。というか、親の気持ちなんて考えもしなかった。両親だって親二十歳のお祝いの時。ありがとうをきちんと伝えるべきだった。(親になった今なら分かる。お父さん、お母さんごめんね。)
離れて暮らすおじいさんやおばあさんに声をかけるお客様や、ご家族全員で前撮りにいらっしゃるお客さんを見ていて、式典当日にゆっくり出来ない分は、前撮りを使ってもらえたらいいなぁと思った。喜びの日を共有して欲しいと。

三つ目。これは意外と知らないけど大事。
式典当日に向けてのリハーサルも兼ねているということ。
前撮りで初めてのお着物を着たお嬢様は、慣れない草履や帯、長めの振りに苦戦。歩き方もぎこちなく、手も思うよう動かせない。事前に慣れておけば当日はいくらか楽になるだろう。
メイクやヘアスタイルもリハがあるのと無いのとでは雲泥の差。
気に入らない髪型のまま大切な日を過ごさなければならないのは苦痛でしかない。前撮りは時間的余裕があるから、打ち合わせをしながらひとつひとつ決めていくことが出来る。写真が出来たら最終チェック。式典当日はその写真を美容師さんに伝えるだけで、再現してもらえる。

たった1日だけど大切な1日。人生で1回しかない日。
だから万全に準備しておきたい。

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