多分ですけど
自分の名前なんじゃないですかね?
母となった今、学校の書類やら持ち物やらで多いのは子供の名前だったり
主人の名前だったりしますけど。
結婚するまでは、当然自分の名前が第一位だったと思います。
瑞恵。この私の名前。
母が付けてくれました。
実は子供の頃、とても嫌いでした。
リサ とか シホ とか
2文字の名前に憧れたものです。
画数が多い上に、賞状など人から貰うモノに書かれた名前は
たいてい漢字を間違えられて
「瑞穂」とか「端枝」とか
誰なん、ソレ。私じゃないし。
まともに書いて貰ったことがなかったのです。
子供が小学校に入って、私も小4以来、習字をまた習い始めました。
子供だけにさせるのではなく、一緒になってやってみようと思ったのです。
なぜだか、お稽古の見本としてこの「瑞」という字が再々登場するのです。
意味を調べてみると
『 天が善政に感じてくだす、めでたいしるし。めでたい。 』
とありました。
なんだ、めっちゃ良い字じゃん。
母の想いを知るまでに何年かかったのでしょう。
親が子供にしてあげる最初の大仕事。
名前にはいろんな意味や想いを込めて、付けられるのではないでしょうか。
先日、昨年撮影させて頂いたお客様からこんなメールを頂きました。
お子様が学校で行われる「2分の1成人式」にあたり、
自分の名前の由来を調べてくるという宿題があったそうです。
昨年、Anagramの「こむすめPhoto」をご利用頂き、その際
お客様はお子様宛のメッセージを入れるスペースに
お子様の名前の由来を書かれていましたので、
お子様にはそちらを見せられたそうなんです。
それを見たお子様から
「私の名前、めっちゃ素敵やん」
と言われたそうで、涙が出ました。
と教えて下さいました。
普段思っていることでも
やはり、形にするって大事ですね。
お客様にそんな風に仰って頂き、私も涙が出ました。
最近涙腺が緩いのは、
感受性が豊かなんでしょうね。うん。きっと。多分、おそらく。
更年期ではないと・・・。うん、信じたい。